2009年8月31日月曜日

カオスの縁(渦と乱流)



ウルフラムの(乱流)
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-380


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(引用)http://www.int-wp.net/edgeofchaos.html


>具体的な例をあげよう。

川があって、その流れの真ん中に岩があるとする。
この川の水量を序如に増やしていく、そうするとどうなるか。

まず、流れが緩い場合は、岩肌をなめるように水が流れてゆき、だんだんながれが強くなるにつれて、岩の下流に渦が出来てくる。この渦は、もっと流れが強く なるにつれて数を増やし、周辺に沢山の渦をつくり、それ以上流れが強くなると完全な乱流になる。つまり系がカオス化したのだ。
実は僕は昔、渓流釣りをやっていたので知っているのだけれど、一番さかなが釣れるのはこの多くの乱流が発生した所なのだ。

釣り人は経験的に、その渦に魚が一番多いことを知っている。
それはなぜなのかというと、その渦の中に、栄養がたまり、微生物が発生し、それを食べる水生昆虫が生息して、さらにそれを食べる魚が生息するという、生物の多様性を保つシステムが形作られるからである。
そう、現実にもカオスの縁で最大の適応がみられるのだ。
他にも、海が急に深くなる寸前の大陸棚とよばれる浅瀬で、生物種が多様になるとか、ビオトープや干潟など、現実にこの現象をみることが出来る。

もう一つの重要な発見が 創発(エマージェンス)ということで、これは部分がランダムな動きの中から勝手に秩序を創り出すことを発見したもので、ただの秩序ともいえる重大な発見だ。
どうやら、
世界は勝手に秩序を創り出すような法則があるみたいなのである。

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これも引用
>「人間が1秒間に入力している情報は約1100万ビットあまりで、そのうち意識にのぼる情報は最高でも40ビット」!!あまりと100万分の一にも満たないらしい。
(Ref: http://www.int-wp.net/mandelb.html

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(ただの仮説)

未来(カオス)
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現在(カオスの縁、相転移)
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過去(情報)

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