2009年8月31日月曜日

脳、心、セルオートマトン

脳は、再帰(合わせ鏡)的な光が行きかっているセルオートマトンでは。

http://poic-kf33.blogspot.com/2009/08/blog-post_8012.html

(引用)
>脳をシステムとして捉えなおすと、マクロにもミクロにもその自己創発性が鍵を握っている。脳はしばしばコンピュータに比較されてきたが、基本的に外部入力 がなければ作動しないコンピュータとは異なり、脳は常に活動的であり自発的に内部状態を生み出している。外部情報はそれを微調節するか、もしくは規定の内 部レパートリから特定の状態を選択するだけであるらしい。こうした最近の知見から、皮質の情報処理システムは単純なフィードフォーワード系ではなく、オー トポイエーシスに基盤を置いていることが想像される。従来の多くの研究が、入出力相関の探索に焦点を当てているが、この路線のみでは脳の真の姿は捉えるこ とはできない。自発活動の発生機構と内部構造、これと刺激応答との関係を対等に考慮していくことが、大脳生理学が採択するべき次のステップであるように私 は思う。

オートポイエーシス   神経生理学者マトゥラーナとヴァレラによって提唱された概念。境界を自律的に作り出すことにより、あらかじめ決まった構図なしに継続的に自己形成する組 織展開。すなわち、システムが作動することよって要素が産出され、産出された要素の相関によってシステムが再創生されるという循環を根幹とする形態。この 循環において自己更新プロセスを制御することで系の構造的安定性が維持される。
(Ref: http://gaya.jp/research/spontaneous_activity.htm)

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上述の「オートポイエーシス」は、すなわち「再帰的」な操作により、「創発」が連続的になされる「セルオートマトン」と同じでは。

そしてここでは述べられていないが、Trinityで言われるように、「定義」「ABCD→E」「スタック」など、「相転移」に当たるプロセスが、この後続くのでは。

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