2009年8月11日火曜日

ありふれているということ

不思議なのは、マックスウェルの電磁方程式(これは線の周りに輪が出来る)やシュレディンガー方程式(その波動をあらわす)で表現される電磁波(光)が、どこかの粒子加速器や量子電磁物理学実験室や宇宙の特殊な空間ではなく、目の前の蛍光灯や外の光など、日常の場所に、量的にふんだんに、ありふれている、ということ。

電磁方程式や波動方程式は特殊だが、そればかりが、しかも定位置に止まっているのではなく、つねに高速で移動しているということ。

目の前に質量をもつ物質がありふれており、同時に電磁波がありふれている

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バックミンスターフラーは、船から海面の無数の泡を見たとき、

「それぞれの泡は完全な球形ではないが、何千、何万と無数に作られている。
これらを作るのに、それぞれの粒ごとに、円周率は何桁くらいで手を打っているのだろう」

と考え、「自然は円周率を使っていない!」と気がつき、

そこから、3本の棒を基本としたドームや幾何学に発展していった。

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砂時計がつくる砂山


正規分布を表す式はある。が、砂時計の砂山の形を作るのは、無数の粒子の、となりとの相互作用だけ

遠隔作用!もないし、理論式もつかっていない

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空間を、例えば蜂の巣のようなメッシュとみなす。

「A New Kind of Science」(P.256)参照

無数の線のネットワークとみなす。

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