2009年8月31日月曜日
「量が増えること」と「相転移」
>例えば人間に相転移が起きるとしたらどうだろう。
人間は細胞が集まって出来ている。
細かく分ければ細胞だけれど全体としては、やっぱり人間だ。
だとすれば、人間を細胞に見立てた場合の全体もあるのだろうか?
(Ref:http://www.int-wp.net/phaset.html)
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発想が凄い(!)です。
「量が増えること」と「相転移」と「細胞から人間の形成」が、一つの文章に、全て含まれて、表されています。
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ソリトン
http://www.int-wp.net/soliton.html
発想が凄いですm(. .)m
カオスの縁(渦と乱流)
ウルフラムの(乱流)
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-380
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②
(引用)http://www.int-wp.net/edgeofchaos.html
>具体的な例をあげよう。
川があって、その流れの真ん中に岩があるとする。
この川の水量を序如に増やしていく、そうするとどうなるか。
まず、流れが緩い場合は、岩肌をなめるように水が流れてゆき、だんだんながれが強くなるにつれて、岩の下流に渦が出来てくる。この渦は、もっと流れが強く なるにつれて数を増やし、周辺に沢山の渦をつくり、それ以上流れが強くなると完全な乱流になる。つまり系がカオス化したのだ。
実は僕は昔、渓流釣りをやっていたので知っているのだけれど、一番さかなが釣れるのはこの多くの乱流が発生した所なのだ。
釣り人は経験的に、その渦に魚が一番多いことを知っている。
それはなぜなのかというと、その渦の中に、栄養がたまり、微生物が発生し、それを食べる水生昆虫が生息して、さらにそれを食べる魚が生息するという、生物の多様性を保つシステムが形作られるからである。
そう、現実にもカオスの縁で最大の適応がみられるのだ。
他にも、海が急に深くなる寸前の大陸棚とよばれる浅瀬で、生物種が多様になるとか、ビオトープや干潟など、現実にこの現象をみることが出来る。
どうやら、世界は勝手に秩序を創り出すような法則があるみたいなのである。
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これも引用
>「人間が1秒間に入力している情報は約1100万ビットあまりで、そのうち意識にのぼる情報は最高でも40ビット」!!あまりと100万分の一にも満たないらしい。
(Ref: http://www.int-wp.net/mandelb.html)
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(ただの仮説)
未来(カオス)
↓
現在(カオスの縁、相転移)
↓
過去(情報)
脳、心、セルオートマトン
http://poic-kf33.blogspot.com/2009/08/blog-post_8012.html
(引用)
>脳をシステムとして捉えなおすと、マクロにもミクロにもその自己創発性が鍵を握っている。脳はしばしばコンピュータに比較されてきたが、基本的に外部入力 がなければ作動しないコンピュータとは異なり、脳は常に活動的であり自発的に内部状態を生み出している。外部情報はそれを微調節するか、もしくは規定の内 部レパートリから特定の状態を選択するだけであるらしい。こうした最近の知見から、皮質の情報処理システムは単純なフィードフォーワード系ではなく、オー トポイエーシスに基盤を置いていることが想像される。従来の多くの研究が、入出力相関の探索に焦点を当てているが、この路線のみでは脳の真の姿は捉えるこ とはできない。自発活動の発生機構と内部構造、これと刺激応答との関係を対等に考慮していくことが、大脳生理学が採択するべき次のステップであるように私 は思う。
オートポイエーシス 神経生理学者マトゥラーナとヴァレラによって提唱された概念。境界を自律的に作り出すことにより、あらかじめ決まった構図なしに継続的に自己形成する組 織展開。すなわち、システムが作動することよって要素が産出され、産出された要素の相関によってシステムが再創生されるという循環を根幹とする形態。この 循環において自己更新プロセスを制御することで系の構造的安定性が維持される。
(Ref: http://gaya.jp/research/spontaneous_activity.htm)
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上述の「オートポイエーシス」は、すなわち「再帰的」な操作により、「創発」が連続的になされる「セルオートマトン」と同じでは。
そしてここでは述べられていないが、Trinityで言われるように、「定義」「ABCD→E」「スタック」など、「相転移」に当たるプロセスが、この後続くのでは。
2009年8月30日日曜日
言語学
岡ノ谷一夫
http://www.brain.riken.go.jp/jp/k_okanoya.html
http://www.nttcom.co.jp/comzine/no054/wise/index.html
http://scienceportal.jp/HotTopics/kagakusha/backnumber/30.html
言語
4つの特徴
再帰
創発
自分は、どのようなやりかたでやってきたか
鳥の歌と言語学
言語学と進化生態学
感情
ティンバーゲンの4つの質問
1 メカニズム(仕組み)
その行動はどのような仕組みで
2 発達
3 機能
その行動をとることにより、その動物にとってどのような利得があるか
4 進化
ヒナがどうやって学んでいくか
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あってよかった能力
連合力
伝達力
言い切り力
孤独力
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無くてよかった?能力
高い集中力
高い論理力・・・結論が見えてしまうとやる気がなくなる
高い情報収集能力 ・・・1日中google検索
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私にとっての科学とは
嘘話を考える。これまで分かっていることにもとづき、
そのうそ話が、実験を行って、どこまで嘘話か
最初からつまらない話を考えてもしょうがない
データから、空想する
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もっとも大切なメッセージ
ひとの話をあてにしないこと
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発音は大事だが本質ではない
人間の言語は入れ子状になっている
「再帰的」
例 浦和 → 南浦和 → 北南浦和 → 東北南浦和 → ・・・
ジュウシマツの歌は、入れ子構造にはなっていない
入れ子を作るには、かたまり ・・・バッファー においておく。バッファーのアドレスだけを書いておく。バッファー:スタック構造 記憶領域は1個しかない。スタックバッファー、スタックメモリー
「スタック構造」が、神経科学的にどう構築されているか。
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われわれは、「心の理論」という理論を持っている
相手が心を持っている、と想定すること。
相手が心を持っているかどうかは分からない、が、心を持っている、と仮定する。
3歳くらいまでは、それが分からない。
これが、入れ子構造につながった
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チョムスキー
人間と動物の違い「入れ子構造があるかないか」
AB
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ABAB
・・・入れ子が無い
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A(AB)B
A(AB)B
A(A(AB)B)B
・・・入れ子がある
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Qイヤホンで曲を聴く意味?
→歌はメッセージ
音楽は感性的なもの
2009年8月29日土曜日
複素数の波動
>すごく簡単に言いすぎですが
>粒子は複素数の波動が流れてて、その波動関数をΨとすると
>|Ψ|^2
>が実際その粒子が観測される確率と思ってください。
(Ref: http://kazuschool.blog94.fc2.com/blog-entry-9.html )
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複素数の波動が流れる → 波の角運動量が保存されている
太鼓の革がなり続けている状態
2009年8月28日金曜日
ふせん
付箋の色の意味は、全く無い(色による分類はしていない)。
(理由)
手元にあるのが、4色カラー付箋だったから(、というだけ)。
その日に済んだ付箋を、貼っている(だけ)。
もし付箋を色分けしたら、後から見て何らかの傾向が分かる(のだけれど・・・)
しかし、
色分けの基準・・・分類したら、「こうもり問題」が出てくる。
PoIC(やその他)では、自分か他人か、フローが流入か流出か、過去か未来か。
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内容の2分類
職場(のルーチンワーク) ・・・その中で他人(個人)のものを分けるかどうか
自分(の研究) ・・・就業時間中にはほとんど全く出来ない(が)
・・・その中で、個人的なものを分けるかどうか
・・・→あまり分けない方がいいみたい(に思われる)
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時間の2分類
就業時間内
就業時間外
・・・→これは、結果でしかないから、付箋に書くときには、色分けが出来ない
「こうもり問題」両方にまたがる場合も分類できない
2009年8月27日木曜日
粒の重さ
ニュートリノ
(1)質量が無い
→保存された角運動量(振動し続ける波)だから、質量は無い。
真空中で鳴り続ける(振動し続ける)太鼓の革。
「革」は質量があるが、その「波」は、状態であって、革の実体(質量)にあたるものは無い。
(2)質量がある
→質量とエネルギーは等価である、ことから、振動し続ける波は質量に換算される。
むしろ、「質量」は粒ではなく、振動し続ける波が、粒のように見えている
だけのことである。
質量とは、加速度運動をするときの抵抗である。
振動し続ける波(角運動量、パターン)の、ヒッグス粒子との軋轢である。
ヒッグス粒子もまた、波
8次元中での4次元超ひし形に対する外積
http://blogs.yahoo.co.jp/nekononakama/30355726.html#30355726
>=(−1���+6���−3���+8��� )
+(−1���+1���−4���+2���
−8���−4��� )
+(2���+8���+12���+6��� )
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検算
−1��� →−1�
+6��� → −6�
−3��� →+3�
+8��� → −8�
−1��� →−1�
+1��� → −1�
−4��� →+4�
+2��� → −2�
−8��� →+8(�?)
−4��� →+4�
+2��� → 2�
+8��� → −8�
+12��� →−12�
+6��� →−6�
大仏
http://blogs.yahoo.co.jp/nekononakama/30355726.html#30355726
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3次元の場合
>三次元空間では、3−1=2個のベクトルの作る二次元の平行四辺形の面積の値を、
その絶対値とするベクトルが得られます。>
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回転と中心軸の上下動�
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四次元の場合
>では、四次元空間ではどうなるのかと考えると、4−1=3個のベクトルの作る
平行六面体の体積の値を、その絶対値とするベクトルが得られることになりそうです。
いや、むしろ、そう決めます。
重ねて言うと、四次元外積は、3個のベクトルを掛けないと答えは出ません。
得られるベクトルは、四次元空間の中で、その平行六面体と垂直になります。
>そして、何と、四次元までは、得られるベクトルの向きが、一つに決められます。
(右ねじ,左ねじ、の2通りの掛け算の順番しかないので、+と−を確定できます。)
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立体に対する、時間軸のよう
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>図の�,�,�は、四元数の三つの虚数に流用できる組み合わせで、
この位置関係を保ったまま、図中で回転可能な組です。
�,�,�は、軸
8元数のマンダラ大仏(じゃない、4元数の回転)から考えると、
(4元数の回転は、8元数のなかに組み込まれている!)
�×�→�
�×�→�
�×�→�
となり、回転の基本となる軸に使える(?) 3次元空間の軸として使える
残る軸は4本
2009年8月25日火曜日
フローとストック
>それは未来から漂流(フロー)してきたひとつのTODOが,過去として固定(ストック)され,スタックされた
瞬間です。
>現在とは,今この時の僕らの視点の存在する場所であり,その現在を中心に時間軸を分断した『PoIC +
43Tabs』システムは,時間の模式図としてなかなか良く出来ているのではないかと思います。
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/re-poic/0005?page=2
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改めて上述のページを見ると、時間のフローは、上記に、本当によくまとめられていると驚きます(!)
これが時間の流れを、フロー(未来)とストック(過去)としてあらわしているとは、前に読んだときには分
かりませんでした(「分かった」と思っていた)。
未来は「フロー」 発散 不確定 楽しい
現在は「瞬間」
過去は「ストック」収縮 確定 楽しくない(?)
2009年8月21日金曜日
羽
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Mandelpart2.jpg
どうして昔にそういう発想ができたのだろうか
波の合成
複素数の掛け算と似ている。
複素数の掛け算→計算の結果、それぞれの成分が交じり合わない。
2+3=5
の、結果(5)だけみたら、
元の式が1+4だったのか、2+3だったのか、判別できない。
波の合成の場合は、
λ1 + λ2 = λ3
λ3の中には、λ1とλ2の両方の成分が含まれている。
その波が音波の場合、λ3を聞いたら、λ1とλ2の両方が聞こえる。
その波の形を見た場合、λ3の中には、λ1とλ2の両方の形が含まれてい
る。
例外は、λ1とλ2の波長が同じ場合。
大きくなるだけなので、λ3を見ただけでは、λ1とλ2がそれぞれどんな
大きさの波だったのかはわからない。
プロット
プロトタイプ
プロット
(引用:プロット)
もし、プロットで決めた通りにならないような状況に遭遇したら、
プロットにこだわってはいけません。
むしろ、プロットの筋道から外れることを歓迎して、楽しんでください。
なぜなら、これが世に言う
「物語が一人歩きしだした」「キャラクターが作者の手を離れて勝手に動き出した」という状態だからです!
http://www.raitonoveru.jp/howto/d01.htm
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合わせ鏡が生じて、カオス(ある範囲”アトラクタ”の周りを周回し、その軌道が予測できない状態)になるのではないだろうか。
それが、プログラムの世界だけでなく、文学作品の世界でも。その内部の要素が一定以上増えると。
2009年8月20日木曜日
交換法則
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%85%83%E6%95%B0
「交換法則は成立しない」といっても、ぐちゃぐちゃばらばらの無法地
帯、と言うわけではなく、回転方向に沿っていればプラス、逆回転方向
だったらマイナス、ということ。
i→j→k→i→j→k→・・・
とあったら、
右向きの方向に、
i×j=k
だけど、
左向きの方向に、
j×i=−k
ということ。
逆だと、プラス・マイナスが逆になるだけ。
未来の「重ね合わせ状態」
TODOリストの中身 受け身的に決定される(好き嫌いは関係ない)
これに対する行動 能動的(正面から)
例)ポストイットに書かれたTODO
それ自体が、何かを生み出す情報ではない。忘れないためのメモ。
タスクが終了したら、捨てる(か、置いておく)。
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PoIC(蓄積された情報カード)・・・将来を変化させる可能性の重ね合わせ状態
情報カードの中身 能動的に決定する(発想カードの中身は、最も興味あること)
これが引き起こす(導く)行動 能動的(90度の軸方向:離岸流への対処と類似)
合わせ鏡
場の量子論→空間の波動
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場の量子論では、
放出された光子が、すっと場の中に消えて、また現れて、
と言うように見える、と言われる。
粒子では説明できないが、波では十分あり得る。
そして、近年、これが脳の中で起こっているのでは、と考えられている。
これは、「合わせ鏡」そのものではないか。
鏡を合わせたら、映像は無限に小さくなる。
これは、A→B→A→B→・・・と、「(まさに)写像」が、
自動的に、繰り返されるから。ここで光子が行って返って、と
移動している。
脳の中では、海面上の、波の合成のように、光子が、お互いに
共振・反応して、時々刻々と、きらきら、ぱらぱら、めらめら、と、
その模様が変化している。
「合わせ鏡」の場合は、2枚の場合は、写像のルールが単純で、
どんどん小さくなっていく。
「脳」の中の場合は、A,B,C,D,・・・の複数の領域間で、
相互作用があるので、予想ができない。
(ただし、特定の領域間のみでの相互作用が繰り返されたら、
偏って、全体のバランスが、不自然になってしまう。)
2009年8月19日水曜日
繰り込み
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%B0%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%81%BF
>繰り込み(くりこみ)とは、場の量子論で使われる、計算結果が無限大に発散してしまうのを防ぐ数学的な技
法である。
>例えば量子電磁力学において、電子が(仮想的な)光子を放出してこれを再び自分で吸収する過程が存在す
る。
「再帰」と「置き換え」
置き換えの例)
数式処理ソフト ・・・・LISP系による置き換え
グーグルによる翻訳 ・・「超大量のデータ」に従って、ある言語から他の言語へ
「これからあれへ」を行う
http://memo7.sblo.jp/article/25170459.html
セルオートマトン ・・・ルールによる置き換え
遺伝子 ・・・・3つの塩基配列に対応して、アミノ酸を配置していく
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論文作成
プロトタイプを作って、そのパーツを「置き換えて」いく。
プラスとマイナス
ゆらぎ
2009年8月18日火曜日
2009年8月14日金曜日
時間概念(引用)
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>時間概念があるということはどういうことか?
>今回は、過去を揺ぎ無いReferenceデータと受け取り、現在をProjectデータ、未来をSomedayデータとし
>て、正確に取り扱いができている時、時間概念があるとみなす。
Ref:思考スタイル考(時間の概念について)
http://works4life.jp/2009/01/time-concept/
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アハラノフ=ボーム効果
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1214577157
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今考えていたことは、このことかも知れないですm(. .)m
飛ぶ電子は磁場中でなくても干渉を受ける。
電場と磁場は同時だから。
>この位相差による2重スリットの干渉がアハラノフ-ボーム効果(AB効果)です。
ボーム
http://www.nikkei-science.com/page/sci_book/bessatsu/b-ryousi/ryousi-maegaki.html
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(↓以降、ボームとは話がずれますが、)
ニュートン力学以降、時間の流れを「現在から未来へ」という軸zyz(軸座標の考え方)であらわしてきたから、
確率が入ってくると、おかしなことになるのでは。
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極座標的な考え方で、
常に移動する「現在」を中心に見れば、自然で不思議はないのでは。
そこには回転があり、それは虚数の考え方。
それは四元数的な解釈であり、
また、PoICの「時空の輪」のように、過去に向かって情報が蓄積されてゆく、
虚数(回転)があるということは、90度にねじれてつながっているということ。
何が90度にねじれてつながっているか、というと、一つはx、y、zの3軸。
(i、j、kの3つの虚数であらわされる)
もうひとつは、その3軸と時間(実数)
虚数と実数は90度にねじれてつながっている。
時間は空間に繋がり、空間は時間につながる。
--------------
時間の流れがあるのではなく、大昔の相転移時に保存された、粒子の角運動量と光の移動(電磁波)があるだけ。
(1)1カ所に留まっている(粒子)か、(2)空間的に広がっていく(波)か、
だけの違い。
PoICの「時空の輪」との類似
>「タイムマシンの量子物理学」では,時間的に閉じた曲線が考察される。
http://www.nikkei-science.com/page/sci_book/bessatsu/b-ryousi/ryousi-maegaki.html
-------------------
時間(時空)の流れを、未来→現在→過去とし、
「未来へ発散」ではなく「現在に収縮」するモデルであれば、
時空の現象とマッチするのでは。
粒と波
超ひも(または超球)
一カ所で角運動量が保存されているものだから。
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(引用)
>有名な二重スリットの実験にしても,「粒子か波か」と考えるのではなく,ボーム流に「粒子と波」と考える
と直観的に理解できるのである。
http://www.nikkei-science.com/page/sci_book/bessatsu/b-ryousi/ryousi-maegaki.html
パイロットウェーブ
これは、移動する(発射された)電子自体が、移動することに伴う、
電磁波(アンペールの法則)のようなものでは。
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「二重スリット実験」は、ピッチングマシーンの「野球のボール」のように、純粋な
「粒子」を射出しているわけではない。
「電子」と「野球のボール」の違いは、
「数が多いか少ないか」
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(Ref:「ジリオニクス —超大量の世界—」)
(引用)
>もし何かが十分に存在するならば、それが少量で孤立した存在である場合に全く見られなかった性質を持つ
ようになることがある。それは実際には珍しくない。その個数の差は少なくとも1兆(10の12乗)程度だろ
う。私たちの経験によれば、1兆個という数によって、量的なものだけに限らず、質的な相違が現れなかった
ことはない。1兆といえば、小さすぎて見えず軽すぎて感じられないイエダニと、象とを比べたほどの本質的
な違いである。
http://memo7.sblo.jp/article/25595813.html
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角運動量(振動)のイメージ
→「図 2. 境界が固定されたひもの定常波」
(Ref:固有値)
図 2. 境界が固定されたひもの定常波
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BA%E6%9C%89%E5%80%A4
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スピン(回転)ではなく、波(振動)
実際は、輪になっていて三次元
その転写方向(x→y→z)は、存在する全ての粒子
(超ひも又は超球)で、同じ。
理由:もともと1つ(同時)に生じたものだから。
慣性の法則で、1つの石状で、分子が、(抵抗が無い場合)一緒に、永遠に移動しつづける
粒子(物質)もエネルギー(電磁波)も、同じ転写方向が同じ。
それは、もともと同一だから。
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力学とのアナロジー
超ひも:1カ所での角運動(回転し続ける物体)
光(電磁波):直線的に移動(等速直線運動をする物体)
(※ただし、粒子の移動ではなく「波の振動」)
----------------------------
二重スリット実験
不思議にみえる
でも、それは電子を「粒」としてみているから。
その電子は、角運動量(スピン)を持っている。
このスピンは、「粒が回転」しているのではなく、「波が振動」している。
直球はストレートだけど、回転がかかっていたら、そうならない。
エーテルの中を伝わる「波」ではなくても、そのものが「波」なのだから。
さらに、その「波」の空間との作用はわからないのだから。
というより、電子という「波」は、直球を投げても、そのように空間と作用する、という性質を持っている、ということが、2重スリット実験からわかるのでは。
つまり、2重スリット実験が教えていることは、電子は完全な「粒子」ではないし、空間と作用して、まっすぐ投げても確率的にまっすぐ行かない。
そして、2重スリットで波の性質を持つということ。これは、電子が横波の性質を持ち、空間と相互作用しながら進んでいるということでは。
縦波だったら、一方のスリットを通るだけで、もう一方のスリットの影響はまったく無い。
ところが、実際は、影響がある。
もう一方にスリットがなければ、まっすぐなのに、スリットがあるから、波の性質が現れる。
では、そのもう一つのスリットは、直進する電子に影響を与えているのか。
与えるとしたら、入る前か、入ったときか、入った後か。
入る瞬間、またはそれに極めて近い前後のいずれか。
自身も波であるが、横波として、空間に、横方向に影響を与えながら進行する。
この影響が、スリット通過時に影響する。
1つのスリットを通過するときに、もう一つのスリットにも「きわめて水平に近い横方向」に、波のような影響を与えていて、
それがもう一方のスリット通過時に水平ではないイレギュラーな影響を与え、
その波が、通過中の電子(自身が振動する波であり、周りの空間にも影響を与えている)の進行にも影響を与える。
進行する電子は回りに磁場を形成し、この磁場が電場を形成する。
実際は電場と磁場が同時に発生している。水中のメビウスの輪の回転が、回転方向とその輪に対する渦の両方をつくるように。
その電磁場の、もう一方のスリットとの干渉が、進行中の電子に影響を与える。
だから、2重スリット実験は、波上の模様を、電子だけではなく、フラーレンのような巨大分子を飛ばした場合においてもみられる。
これは、「神がサイコロを振っている」のではなく、フラーレンにしても、数十の原子からなる分子であり、これは電子そのものではないにせよ、野球のボールから比べたら、きわめて「波」的なものであるから。
集まれば集まるほど、波ではなくなる。その理由は、その集合を構成する粒子を一つ見ればわかるが、角運動量的な回転をするときに、「剛体」として、ふるまう、物質本来が持つ、ド・ブロイ波的な性質が、「量は質を変化させる」つまり、古典的な「剛体」としてふるまう。
砂時計に砂が一粒の場合には、ぽつんと落ちてころころと、どこに行くか分からない、
しかしたくさん集まれば、全体の形はほぼ変わらない。
1個の粒子の運動は確率的でふらふら、
回転するドーナツ中の1分子は、他との関係を保ちながら、一定の回転軌道上以外に移動することは無い。
ものさし
と難しく感じるのは、「ものさし」に何をとるか、の問題では。
1cmの正方形の紙を斜めに折ったら、それが√2
逆に、√2を、そのように定義したら、それで終わり。少数点以下無限に続く数字も出てこない。
Recidure(小数点以下)が出てくるのは、ものさしが杓子定規だから。
πも同じ。コンパスで丸を描いて、円周の長さと直径の比率を、直径を基準に取ったときにπ、
で終わり。
そこには、もともと曲座標があっただけ。それをものさしにすれば、シンプル。
それを、xy直交座標でどうにかしようとすると、Recidure(0.1415926535・・・)が出てくる。
2009年8月13日木曜日
シュレーディンガーの猫
観測していないうちは確定しない
(2)
観測するから確定する
というより、
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(1)
未来は不確定(重ね合わせという独特の状態)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E3%81%AD%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B
↓
(2)
現在(観測する瞬間ではない!)の一瞬(!)に、3次元空間として確定する。
その次の一瞬(!)後には、情報になる。
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猫の生死が確定するのは、「現在」という時刻
例えば、「明日」(2009年8月14日12時00分)に猫が生きているかどうかが確定するのは、
明日(2009年8月14日12時00分)
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「明日」を「現在」の基準に取るとすると、
「明日」以降の未来では確率的
「明日」以前の過去は確定された情報(←「明日」にはもう決まっているのだから。「現時点(8月13日)も同様」)
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「今日(現時点)」を「現在」の基準に取るとすると、
「今日」以降の未来では確率的
「今日」以前の過去は確定された情報
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何の不思議も矛盾もないし、エヴェレット解釈による多次元世界も出てこない。
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観測者が「観測するかどうか」が重要ではなく、「”現在”(Now)の基準をいつにとるか」が重要なだけ。
観測者は「現在」を任意に設定できて、それより「未来」は確率の世界(重ねあわせ状態)。
それより「過去」は確定された情報の世界。
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不確定なのは、未来の猫の状態
生と死が重ね合わせの状態にあるのも、未来の猫の状態
現在(という一瞬)の猫は、重ね合わせの状態にない。
現在(という一瞬)になっ「た」時点(時刻)で、確定され「た」から。
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エヴェレット解釈・・・
「未来が2つ3つに分かれる」のではなく、
「無数の不確定な未来」が、(可能性の選択肢は無数)
↓
現在に近づくに連れて、 (可能性の選択肢が3つ)
↓
直前には (可能性の選択肢は2つ)
↓
現在(一瞬!) (選択肢が1つに"収縮")
(3次元の実体)
↓
過去へ (情報となる)
・
・
↓
更に過去へ (情報が蓄積していく)
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「現在」→「過去」の流れは、PoICの情報カードがたどる過程と同じ。
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「未来」→「現在」の流れは、・・・例えば、手帳のスケジュール欄
遠い未来ほど、可能性は無数にある。そして、
遠い未来ほど、確定していない。
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さらに、流れる「時間」というものは、本当は無いのではないか。エーテルのように漠然と流れる「時間」
あるのは粒子(波)の運動だけ。
ものさしに対してどれだけの長さか、というのと同じ。
個々の空間上の粒子(波)のスピン(角運動量)がプランク定数時間毎に刻んでいるだけ。
時計の針は、時間が流れているから動く、のではなく、粒子(波)が動くから(エネルギーのフロー、運動
量)、動く。
それを、流れている、とするならば、
(1)過去→現在→未来
ではなく、
(2)未来→現在→過去
では。
でないと、
(1)の場合には、確率の要素を入れると、無数の未来の多次元世界になってしまう(発散)。
(2)の場合には、現時点で1つの状態に「確定」し、後は情報として蓄積するだけ(収縮)。
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自然で当たり前では。
-----------------------------------
ただし、自然でないように思われることは、ありふれている電磁波。
電場と磁場が相補的にお互いを作り合う。その様子は、直線(曲線)と、それに伴う円(渦)であらわされ
る。
回転は、虚数を考えると、自然で単純(ガウス平面)。
そして、時間と空間も、同様に、実数(時間軸)と虚数(空間の3軸)
(または時間軸が虚数で空間の3軸が実数)とする(四元数)なら。
しかし、虚数と実数の間には、回転や、1回転したら返ってくると言う、性質がある。
この点のみ感覚的に不自然と思われ、だから四元数でなく、4次元空間(3次元の空間軸と1次元の時間)で
考える。
しかし、4次元時空が四元数のように、ねじれた構造を持っていないとしたら。
最初の始まりと最後の終わり、特に最初の始まりは、「ビッグバン」=「超法規的な事件」を想定しないと行
けない(Ref:「複雑系」がよくわかる本)。
しかし、無限の未来に、確率的に何でもありの無限の重ね合わせの状態が生じてくる、とすれば。
今から最も遠い未来、しかし、それは確率的になんでもありで(サイコロが1から6のどの目がでてもよく
て、重ね合わせ状態になっている)、そんなものは、あるのもないのも同じで、何にもない時空からでも、
ちょっと対照性がくずれたら、すぐ出来てもよいのでは。
というのは、あまりにもやもやとした雲のようなものだから。
そんな、あってもなくても同じようなもの、
(しっかりしたものを作るのには、ものすごく努力と根性がいる。)
-----------------------------------
ちょこっとした対照性の破れ。
それが連続している。
対照性が破れて、現時点として確定されたものが、プランク定数後には過去の情報になり、同時にプランク定
数後の殆ど確定された未来が、現時点の確定状態となり。
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(1)
PoICの「時空の輪」で、ドックをダムに例えて、時間を、未来から現在、過去への流れに例えている。
これは、とても自然で、情報カードを見る限りには実際にも生じていること(長いこと理解できませんでし
た)。
(2)
逆に、エヴェレット解釈みたいに、現在から、未来へ向けて、多次元世界が無数に枝分かれしていく、という
のは・・・
同じ木の枝の枝分かれを、(1)と(2)では逆から見ているだけ、だけれども、
同じ時空の状態をあらわしているのだけれども、
やはり(2)は変。というのは、未来の状態を、「不確定な重ね合わせ状態」として見ていないから。
「確定した未来が2つに分かれる。しかしお互いに干渉できないから、実質的には無いのと同じ」というの
は、、「不確定な未来の重ね合わせ状態」と言う概念とは違うのでは。
「確定な未来の別時空同時存在状態」では。
(※Ref:「重ね合わせという独特の状態」)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E3%81%AD%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B
(2)だと、「もう一人の私は交通事故で死んでいる。」
(1)だと、「交通事故に遭う可能性も30%ある。」
(1)は何の問題も矛盾もないが、(2)は「ええっ?」となる。
------------------------
だから、「タイムマシンが出来ても未来には行けない。」確定した未来は無いから。
予測として、見ることは出来る。「晴れ70%、雨30%」
過去も、「無いから行けない」時空じゃなくて、情報だから。
見ることは出来る。情報カードのように。「昨日は100%雨が降った」
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過去の時間は無い。
ただし、世界中の過去に戻りたかったら、世界中の粒子(波)の刻む角運動量を逆回転させればいい。
同じものが見えるし、それは本当の「過去」
------------------------
特殊相対性理論で時間が「遅れる」のも、粒子(波)のスピン(角運動量)の周期が遅れるだけ。
粒(波)がゆっくり動いているだけ。で、それを「時間の遅れ」と言っている。
そこには粒子(波)のスピン(角運動量)があるだけで、流れるエーテルのような「時間」は無い。
時計と同じ。
再定義
define(M(x),%);
(Ref:数式処理システム Maxima で材料力学)
http://tauros.ams.eng.osaka-u.ac.jp/mt/jp/archives/000023.html
合わせ鏡と剣と玉(再帰と創発と相転移)
---------(ここから)--------------------------------
私の推測では、この新しい手法は、科学的方法の進化に役立つ道具になると思う。既存の方法に取って代わる
のではなく(残念ながら科学に終わりはない!)、すでに確立した理論に基づく科学を補完するだろう。この
データ中心の手法による問題解決を「相関分析法」と呼ぶことにしよう。
クリスは彼の論文に「理論の終焉」("The End of Theory") という題をつけたために、またとない機会を逃
したと思う。その題名は否定的な表現であり、何かがなくなるということだ。そうではなくて、これは何かの
始まりであり、肯定的な名前をつけることでその誕生を後押しする良い機会なのだ。
また、否定的でない名前をつければ、その主題がわかりやすくなる。
「理論がなくなる」というかわりに「相関分析法」という名前を私は提案する。
この相関的なシステムにモデルがないとは思えない。創発的、無意識的、潜在的なモデルがシステムに埋め込
まれていて、それが答えを生成すると私は考えている。
----------(ここまで)-------------------------------
�
>創発的、無意識的、潜在的なモデルがシステムに埋め込まれていて、
再帰と創発
�
>それが答えを生成する
相転移
学習と科学
------------------------------
>この見解には一理あるあるかもしれない。多くの科学、たとえば天文学、物理学、遺伝学、言語学、地質学などでは、きわめて大規模なデータセットを生成しつつあり、現時点でもペタバイトレベルに及ぶデータが流通している。あと10年のうちに、それはエクサバイトのレベルになるだろう。昔ながらの「機械学習」によって、計算機はこの大量のデータから、人間にはたぶん見つけられないパターンを抽出することができる。そのパターンとは、相関である。そこに因果関係があるかないかわからないが、とにかく新しいことを発見できる。したがって、従来のやり方とは異なっていても、科学がしているのと同じことを達成できるのだ。
------------------------------
照合
(引用)
>実は、グーグルはその翻訳プログラムについても、大量のデータによる同じ学習方法を使っている。そのプログラムは、人間が翻訳した文書の大量のデータを比較照合することで、英語からフランス語へ、あるいはドイツ語から中国語へ翻訳する。たとえば、グーグルはその仏英翻訳エンジンを訓練するのにカナダの文書を使っ
ている。カナダの文書は英語版とフランス語版の両方が発行されることが多い。グーグルには、言語についての理論、たとえばフランス語の理論があるわけではないし、また、人工知能翻訳機があるわけでもない。その代わりに超大量のデータがあって、それが全体として「これからあれへ」、すなわち、ある言語から他の言語
への関連を決定する。
グーグル方式の科学 The Google Way of Science
>脳を分解して神経細胞ごとに調べてみても、結局、モデルを見つけることができないのと同じように、真の人工知能は、明解なモデルや知能の理論をまったく必要とせずに実現できるということに、いつか気づくのだろう。現実はとてもうまく仕事をしている。
数が増えると
>数の多さが違いを生む。
>ある物が大量に存在すると、そのある物の性質を変えることができる。すなわち、スターリンが言ったよう
に、「量も質のうち」なのだ。計算機科学者J.ストーズ・ホール(J. Storrs Hall)は"Beyond AI"(「人工
知能の向こうに」)で次のように書いている。
> もし何かが十分に存在するならば、それが少量で孤立した存在である場合に全く見られなかった性質を持
つようになることがある。それは実際には珍しくない。その個数の差は少なくとも1兆(10の12乗)程度だろ
う。私たちの経験によれば、1兆個という数によって、量的なものだけに限らず、質的な相違が現れなかったこ
とはない。
>ギガ、ペタ、エクサというくらいの量になると、不思議な新しい力が出現する。このような規模では、今まで
不可能であったはずのことが可能になる。超大量のハイパーリンクがあれば、百個や千個のリンクでは考えら
れなかったような情報や挙動を得ることができるだろう。1兆個の神経細胞があれば、百万個ではありえないよ
うな賢さが得られる。超大量のデータがあれば、たったの百や千では決して得られない洞察を生む。
>それと同時に、ジリオニクスを扱うためのスキルはなかなか手ごわい。この世界では、確率と統計がすべてを
支配する。人間の直感は頼りにならない。
2009年8月12日水曜日
なぜ数式のまま計算できるのか
なぜ数式のまま計算できるのか
(下記は上記ページからの引用です。)>例えば「a + b」はLispでは「(+ a b)」というリスト形式で書く。ここで「a」や「b」の部分が複雑な式であったとしても「(+ 式 式)」という形式になる。つまり,全体としての構造は元の形式と全く変わらない。実際の計算の進め方を説明しよう。例えば「(a + b)2」を表す「(expt (+ a b)2)」というパターンのリストが現れたら「(+ (expt a 2) (* 2 a b) (expt b 2))」というパターンに置き換えるというルールを定義しておく。これで,「a2 + 2ab + b2」という「計算」結果が出る。やや乱暴だが,このような式の置き換えルールを大量に備えたLispシステムが数式処理システムといえる。もちろん,人 間にとって見やすい形式で出力する,計算の途中でリストの数が膨れ上がらないように制御するなどの配慮が必要だ。さらにパターンの置き換えをどのような順 序でこなすのかも重要な問題である。これらを非常に高い次元で融合したのがMaximaを始めとする数式処理ソフトである。
2009年8月11日火曜日
Trinity
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(1)
ウルフラムが、最初に、255種類のセルオートマタの全てを計算させ、ルール30を発見したプロセス
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(2)
セルオートマトンにおける、数式処理の手続きの、図式化(マセマティカ等で同様の処理が行われていると思われる)
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-777
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(1)と(2)のいずれもが、Trinityすなわち
①「再帰(合わせ鏡)」→②「創発(剣)」→③「相転移(勾玉)」
のプロセスと類似していることが、今、分かって(!)、驚いています。
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Trinityの事例
(1)ウルフラムがルール30を発見する過程
①「再帰(合わせ鏡)」
合わせ鏡のルール(セルオートマトンのルール)を作る
②「創発(剣)」
①のルールに従って、たくさんの図(255種類)をプリントアウト
③「相転移(勾玉)」
②の255枚の絵の中から、単純なルールでは説明できない1枚(ルール30)を選び出す
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Trinityの事例
(2)数式処理ソフトが単純なルールで解を発見する過程
①「再帰(合わせ鏡)」
合わせ鏡のルール(式中の項の置き換えルールのデータベース)を作る
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-774
②「創発(剣)」
①のルールに従って、たくさんの図を創発
(数式操作)
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-775
(数式操作を、図であらわしたもの)
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-777
たくさんの図が出来る
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-778
③「相転移(勾玉)」
②のたくさんの結果の中から、最も単純(シンプル)な数式を選び出す
プラモデル
フラクタルの式があらわす相互作用と同じことが起こって、その結果山の形が出来る
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その山をみて、「その絵を描く」、ドロー系で、輪郭を。
多くの法則は、輪郭をあらわすところから来ているのではないだろうか。
輪郭の形をあらわすための式
Sin(θ)やCos(θ)を組み合わせたり。
--------------
ところが、複雑系といわれる分野、フラクタル、漸化式、シミュレーションプログラム、セルオートマトン、
こういうものは、絵の輪郭をなぞるのではなく、
絵を「組み立てて」いるのではないだろうか。
計算物理学
ただし、法則や数式は利用していない
(理由)
・無数に生ずる泡はπを用いていない。
泡の表面の全ての部分の分子が引っ張り合ってバランスをとっているだけ。
・砂時計が作る砂山は統計学から導かれる正規分布の式を使って計算しているのではない。
粒子の相互作用があるだけ。
・光は波動方程式を使って計算していない。
難しすぎる。
法則や数式は、その振る舞いをシミュレートするため、対極的にみたときの計算方法。
例)熱力学の体系。
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遺伝的アルゴリズム。おそらく、計算していない。
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そろばんのような、計算だけど計算ではないような操作。
玉同士がはじきあって、結果として形が出来る。
ありふれているということ
電磁方程式や波動方程式は特殊だが、そればかりが、しかも定位置に止まっているのではなく、つねに高速で移動しているということ。
目の前に質量をもつ物質がありふれており、同時に電磁波がありふれている
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バックミンスターフラーは、船から海面の無数の泡を見たとき、
「それぞれの泡は完全な球形ではないが、何千、何万と無数に作られている。
これらを作るのに、それぞれの粒ごとに、円周率は何桁くらいで手を打っているのだろう」
と考え、「自然は円周率を使っていない!」と気がつき、
そこから、3本の棒を基本としたドームや幾何学に発展していった。
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砂時計がつくる砂山
正規分布を表す式はある。が、砂時計の砂山の形を作るのは、無数の粒子の、となりとの相互作用だけ
遠隔作用!もないし、理論式もつかっていない
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空間を、例えば蜂の巣のようなメッシュとみなす。
「A New Kind of Science」(P.256)参照
無数の線のネットワークとみなす。
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ねじ
安いネジ
押しながら回転すると、前へ進む
なぜか
「波の溝」があるから
この波は?
回転を、進行方向に、90度変換する仕組み
この「波の溝」を、さらにさらに拡大して見ていって、波の連続を、分子レベルまでみると、
波と木(媒体)の間で、どのような作用が起こっているか
釘を回しても、進まないのに、
ネジを回すと、進む
----------------
ローレンツ力
電磁場中で運動する荷電粒子が受ける力
----------------
複素数の平面
Sin(θ)を使わなくても、回転が表される。
----------------
直線軸方向への動きに伴う回転
ネジをみると、凄く人為的に加工した末に、ようやくできる、機械的な機構のように見える
しかし、
「アンペールの法則」 電子が動くと、そのまわり磁場が渦のように出来る
渦は波
----------------
直線移動にたいして周りに付随して生ずる回転の波
一見、凄く不思議な気がするが、とてもシンプルで当たり前のことなのだろうか
複素平面では、虚数により、回転が、最も単純な操作で(かけるだけ)、当たり前のように現れる
ただかけるだけ
かけるときに何が起こっているか
�A+Bi
これに i をかける
(A+Bi)×i = Ai - B�
�A+Bi と� - B+Ai は、
�→�に、90度(直角)の回転(転写)
----------------
四元数で表される時空
直線の時間軸、そして空間のx、y、xの3軸
空間のx、y、xの3軸は、虚数の関係を持ち、回転する
回転する方向は、決まっている
x→y→z への回転(転写) で、時間軸がマイナス(過去へ)とすると、
逆回転の場合は、プラス(未来へ)になる
空間は、波、そこで回転しているのは、全宇宙ではなく、各粒子のスピン(保存された角運動量)
角運動量の回転(転写)が、時間を刻む
---------------
ここで出てくる「角運動量」は、純粋に「角運動量」でしかない
物体ではない
物体は、たて、よこ、たかさを持つ
しかし「角運動量」には、たて、よこ、たかさが無い
「情報」と似ている
しかし、「角運動量」は、たて→よこ→たかさ→たて→よこ→たかさ→ ・・・ と、
延々と"動き続ける"
「動き続ける」←動くものが無い
たて→よこ→たかさの方向へ、回転(転写)するだけ
回転運動
これが質量
そして回転運動が開放されると、
回転を伴う直線となって、直線方向へ動くベクトルとなる
2009年8月9日日曜日
時計の刻み
「物質」だと思っているものは、実は保存された角運動量にすぎない。
この角運動量の状態は、スピン、但し、粒が回転しているわけではない。
(理由:粒の回転だと、高速度を超えてしまうから)
これは、振動である。つまり、波。ただし、ごく微少な領域に輪のように振動しているので、ある意味「粒」である。
また、おいそれとは破壊できないので(断面は3つあらわれるはず)、その意味でも「粒」である。
また、この角運動量が加速度を受けるときには、さらに別の粒子(ヒッグス粒子、ただしこの粒子は、加速度のみにぶつかる)
この波の振動は、3次元空間上での回転方向が決まっている。x→y→z。電子のスピンと同じで、逆向きはない。この1回転で、時間軸tが1刻み分進む。時計の刻みの最小値。これはセルオートマタの1ステップに相当する。
(メモ)合わせ鏡
こちらへの書き込み
m(. .)m
>ヒトの脳の、左脳←→右脳・・・空間的進化 = 合わせ鏡?→はじめて「私」を認識
の一文を見ると、いろいろイメージが出てきます。
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ソフト(プログラム)の合わせ鏡
2つの将棋(チェス)プログラムを対戦させると、その結果は予想できない振る舞いを示す。
2つのプログラムが同じだったら、
そして、2つのプログラムが少し違ったアルゴリズムだったら、
-------------
ウルフラムの「アルファ」
「アルファ」が検索に答えるのみならず、
「アルファ」同士、または「アルファ」と「ベータ」が、相手の導き出す回答に対して、考察し、次の回答を出す、
そして、最初から、または回答の途中で、「答え」ではなく「問題」「疑問」を創り出すとしたら、
(または相手の出す「答え」を「問題」と解釈して、それに「答え」るなら、)
そこにはチェスプログラムの対戦のような、ある範囲内にあるにもかかわらず予想できない結果、
機械同士の「対話」、
それが出てこないだろうか。
-------------
数式の変形、その場その場で適用するルールのチョイスの違いで、様々なパターンを生ずる様子を図で表したもの
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-778
より単純な表現のものが、よい(望ましい)結果
自然界で行われる過程は、よい(望ましい)結果に向かって一直線、ではなく、
ざーっとあらゆる結果が出て(発散)、→そこから単純な結果が残る(収縮)のでは
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-778
の様な感じで最適解を求める場合、
つねに望ましい結果は何かをチェックしながらそれに向かって進むのではなく、
発散しまくって(創発、むくむくとわきあがる)、収縮は最後、の方が、より自然に感じられる
コンピュータを使えば(コンピュータの助けを借りれば)、コレができる。
ウルフラムが、最初に、255種類のセルオートマタの全てを計算させ、
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-55
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-56
そこから目視でぱーっとチェックして、ルール30を選び出したように。
http://www.wolframscience.com/nksonline/page-30
・・・そしてPoICで行われる再生産、これも同様のプロセスをたどる。
-------------
遺伝子
それぞれのコードへのアミノ酸の結合により、様々な違った結果のタンパク質が合成され、
異なった結果が発現される。
プログラムは一つに確定されているものの、そこから導きされる結果は、組み合わせ次第で予測不可能
「重ね合わせ」と「畳み込み」
「蓄積」・・・過去の情報が重ね合わされており、そこには過去の情報が畳み込まれている。
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畳み込み
(引用)
>
∫τ = 0τ = t f( τ ) w( t - τ ) dτ なんとこれがたたみ込みの定義です。 | 積分が嫌いな人用 足し算形の たたみこみも あります ちょっと待て f( t - τ )かける w(τ)じゃなかったっけ |
| 人生、たたみこみ。 事件入力 f( τ ) に 忘却の度合い w( t-τ ) を掛けて 最初から今までの人生分 積分したもの、 それがたたみこみ。 |
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重ね合わせ
(引用)>量子力学において、確率的に得られる二つの状態 a と b がいまだに決定されていない状態のことを言うが、単に何が起こるか確率的にしか判らないということではない。重ね合わせという独特の状態である。
確率過程(確立仮定)
時間が回転で連続で時空がつながっている理由・・・
「現時点」という一瞬の「空間」(x、y、z)(※4元数の「体」では、i、j、kの虚数で示される)の状態を確定するのは、過去の全ての「情報」の重ね合わせだから。
・・・ここでの情報は、PoICでは「情報カード」という、時間軸に対する断面図の、紙カードへの投影という形で現れる。
実際の、(ある特定時刻の) 時空間 (の状態)は、同様のプロセスで確定されている、と思われる。
-----------------
どうしてGTDのように、「直近の未来に対して対応する」ではなく、
PoICでは、「遠い未来に影響を与えて変化させてゆく」のか。そんなことができるのか。そういう発想になるのか。
それは、遠い未来ほど「不確定」で「もやもやしたガス」だから、と考えられます。
針の回転
やはり、時間はつながっている、と考える方が、自然ではないか。
それは、無限に近いと思えるような(有限の)過去から、最も不確定な、無限遠方の未来へと。
まっすぐ時間軸に沿って、ではなく、後ろから
最も原点の過去から、無限の未来に向かって、影響を与える。
最も過去の時点と、無限の未来は、つながる道があり、そこを通じて影響を与えている。
無限の未来、とは何か?
それは、もっとも「不確定」ということ。
未来とは、「決められた未来世界の姿」「近未来」ではなく、「不確定な、雲のようなもやもや」ということ。
未来に行けば行くほど、不確定な度合いが高まる。それだけ。
そして、無限の未来は、まったく確定されない。ランダム。無秩序。
無限の未来から、→有限の未来、→そして直近(1分後)の未来、→1秒後の未来、へと、より確度があがって行く。
そして、
①本当の直前(プランク定数先の時間)(ほとんど確定)が、→現在として「確定」されて、
・・・プランク定数時間の「一瞬」だけ、3次元空間の確定された状態となる
②同時に、現在(確定状態)が、プランク定数前の状態として、「情報」となる
・・・「一瞬」前には「3次元空間の確定状態」であったものが、「0次元」の「情報」となる
①と②は、「同時に(!)」生ずる。手続き型、ステップ型ではない。
電場と磁場が、本当は「同時」に生ずるように。
ねじが回転すると同時に前に進むように。
ツイスター(メビウスの輪)が水中で回転するときに、ねじれの部分が生ずる波は、縦と横が同時であるように。
--------------
そして、無限の未来(完全な無秩序)はどこから、何によって生ずるのか。
これは、過去の「情報」の蓄積の重ね合わせによって生ずる。
プランク定数未来(ほぼ99.999999・・・%確定)が、現時点(3次元空間)に「確定」(粒)する、
そして現時点がプランク定数前の「過去」の「情報」(波)となる(成仏する)、
そして「過去」の情報が、より離れた「確定」であるが、より遠くの「おぼろげ」な状態になる、
「過去」が、より押されて、どんどん遠くへ遠くへと行く、
そして、その「おぼろげ」な「情報」(経験)が積み重なって、その全ての波の重ね合わせが、無限に遠く、からプランク定数時間だけ現在に近い時間の(最も不確定な、しかし完全にランダム、ではなく、プランク定数の刻み分だけ、確定された)未来’を生み出す、
そうやって、無限の未来(完全に不確定)から、現在の方向に向かって、ランダムな波が、確実な「粒」の形に近づいてくる。
PoICの「時空の輪」は、この流れにそって、情報の再生産を、人為的に行っている。
-------------
「無限の未来」とは、不確定な、ガスのようなものではないか。
「電子の波」・・・それがスピン「(質点の「回転」、ではなく、縄や波や太鼓の表面のような「振動」)」しつづける、それはどうしてか、どういう力なのか。
それは、保存された「角運動量」
その振動は、質量に対するヒッグス粒子のような、運動に対する反作用を生ずる粒子さえ存在しない状態での振動(スーパーストリングか、スーパーボールか)。
その大もとは、宇宙が生成し相転移するときに、粒のように1点に保存された運動量
質量と呼ばれ、加速度運動する際に、ヒッグス粒子とぶつかる
それに対するエネルギーは、波(光)
いずれも、保存された角運動量の形態の違い。
-----------------
どうして時間が未来から過去へ移動し続けるのか
それは、角運動量が保存されていること、電場と磁場が「同時に」生成することと同じ
時間が進むと言うことは、粒子や波が動くということ、
そして、情報からみると、不確定な未来の状態が確定な現時点の状態へと変わり、同時に確定された現時点が、過去の0次元情報にかわるということ
外積
外積 ・・・ これは「回転」を現わす
時計に針(ベクトル)が2本(時計みたい)
①1本は動かない(基準)
②もう1本は(ここでは)一方向に、(ここでは一定の速度で)くるくる回る
針(ベクトル)の回転に伴う、Z軸の「上下動」
この「上下動」は、(回転針の回転に伴って、)上へ、下へと、
時間軸にそって見ると、サイン(またはコサイン)カーブ
のような曲線を描く。
-------------------------
外積=陰陽
回転と直線
同時
90度ねじれ(直交)
周期
虚数
回転・ダイレクトな周期(の表現)・・・角運動量
↑
空間全てを埋め尽くす
(角運動量0も含めて)