2010年4月18日日曜日

1-1-1-4-2 カード間の相互作用_09

ろうそく、エンジン、山火事、原子炉。全て、単純な仕組みです。
 ①反応性のある粒を1カ所に集める
 ②1粒を反応させる
 ③高温が出る
 ④別の粒が反応する
 ⑤→③に戻る
PoICの場合も同じで、①反応性のあるカードをドックに集めて、②反応させる。
炎の場合は、粒が一定以上になると(臨界点を超えると)、上記の③から⑤のサイクル(連鎖反応)が、自動的(自発的)に繰り返される☯。臨界点(閾値)は、粒の数で決まる。

 [臨界点・炎・連鎖反応] ≒ [Δ・カード間からの新カード生成]

ここで、N枚のカードがあるときの2枚のカードの間(Δ)の個数(組合せ)は、関数電卓では、組合せ(コンビネーション)nC2で計算されます(例えば、50枚のカードがあるとき、HP製関数電卓では、[50]、[2]、[C]とキーを押すだけです)。

カードの数が増えると、何が起こるでしょうか。カード間の距離が小さくなり、反応が起こりやすくなります。

 ①カードが増えると、Δが小さくなる
  Δの大きさ→減少する(0に近づく)

 ②Δが一定以上小さくなると、自己反応が始まる(勝手に反応する)

 ③反応生成物(カード)により、さらにΔが小さくなる
  これにより、反応が加速する(自己触媒作用)

 ④Δ≒0となるまで、反応が進む

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