2010年4月25日日曜日

1-1-1-5-1 [創発・相転移] 蓄積_01

①カードの枚数は、直線的に増加していく。
  一方、内部要素間のΔは指数的に増加。
②ドックの収容力(定員)には限りがある(1000枚程度)。増えるにつれて、増加に対する圧力が増加していく。
 
環境収容力(個体数の制限)があるときの生物の増加の様子を表現するために、ロジスティック式 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E5%BC%8F . )が考案された(1838年)。この式によると、
 生物の増加速度=r(定数)×(定員数-生物数)×生物数
という形をしている。ここで(定員数-生物数)という項目がある。この値は、生物数が定員数に近づくほど0に近づく。つまり、定員数に近づく程、増加にマ イナスの圧力が働くことを表している。そして定員に達すると、(定員数-生物数)は0となり、増加速度も0となる(増えなくなる)。

 この概念をPoICのようなカードシステムに当てはめてみる。箱(PoICではドック)の定員数(容量)を1000枚とすると、1000枚に近づくほど、カードの増加速度を鈍らせる要素(精神的な制限など)が増加する。

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