2010年3月17日水曜日

島構造 -箱庭-

(引用)

図3 標準写像のポアンカレ断面と島構造
http://www.a-phys.eng.osaka-cu.ac.jp/suri-g/phys8.html

は、細胞をスライスした顕微鏡写真に似ている。


http://jsp.umin.ac.jp/corepictures2007/07/c01/large/FILE0003.JPG


同じところに細胞内組織が「たまる」様子。


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(引用)

>ヘテロクリニック構造に対応したカオスの海(銀河のようなバラバラの点の集合)とトーラス(周期的あるいは準周期的な規則軌道)は相平面上に住み分けて共 存しています。

>また、トーラスの周りのカオスの海には微小トーラスの島構造ができ、さらにその周りにより小さなスケールの島構造ができてフラクタルな構造 が生成しています。


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「細胞」は不思議である。その

①「構造・セル」と

②「機能・生きていること・強調して連動しているように見えること」


このうち、①については、「カオスの発生」という、「非線形」数学から、決定論的に、導かれることが、この図により分かる。


この分野は、もともと、惑星の運動が予想よりずれ(3体問題)、これが計算では予測できないほど複雑であることから、検討がスタートしている。

世の中の多くの物事は、「3体問題」(実際は3以上)である。とても予想はできなさそうに見える。しかし、「ある一定の範囲内に、納まる」様子は、無限大や無限小に発散するのではなく、ある範囲内にある、ということを意味する。箱庭的。

ものさしの、2cmと3cmのメモリの間に、無限の実数の長さが存在するように。

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