2010年3月28日日曜日

1-1-1-1 ためる_04

PoICでは、カードが増えることが、楽しみであり、喜びであり、・・・それのどこが楽しいのか、最初はよく分かりませんでした。
量の疑問と、質の疑問。
量的には、破綻。
質的には、「カードが増える」ことと「楽しい」ことの間の関連がイメージ出来ないこと。
小学校の時から、授業を受けたら、ノートに文字を書きてゆき、それによりすなわち字を書いた紙が増えていきますが、ノートが増えても楽しくないし、充実感も満足感もないです。それを、ましてや、1枚のカードに1つづつ、事項を書いていったら、一言メモの膨大な紙の束になって、あっという間に収拾のつかないことになるのではないか。
実際に行ってみると、量的な疑問に関しては、野帳にどんどんメモが増えるのですが、転記で1日に増えるカードの枚数は数枚~10枚弱、このペースだと、1000枚に達して箱がパンクするまでに1年もかかる。そして質的な疑問に関しては、カードの内容が、だんだんと、自分の「好きな」ことになってゆく、これは自分にとって「面白い」カードが増えていくこと。自分の見たいこと、知りたいことを描いたカードが増えていく。
1枚1枚のカードは、それ自体が発想等であり、自分にとって、単なる「字を書いた紙」ではなく、「有機的な情報」に見えます。そして、それが、将来、他のカードと有機的につながって、別のものを生み出す元になる、そういう「種」が増えていく、これは、自分の好きなものをためてゆく楽しさです。

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