2010年2月2日火曜日

「複雑系」の意味と形

以下はエントリーTrinityまたはComplex system?のコメント欄に、思ったことを書き込むと、長くなり、うまく投稿されなかったようだったので、保存的に以下にメモとしてコピペしておきます。


今改めて、この考え方は面白いと思います。
燃えるろうそくや原発の中の核分裂反応、わき上がり雨粒となって落ちる雲、実を落とす木もこれだなあ等、思います。

複雑系とは何か、ということについて、
このブログでは、それは(1)「複合系」であること、(2)その要素は「再帰・創発・相転移」であること、(3)その順序は「再帰→創発→相転移」という構造であること、またその「形」は(4)フラクタル構造であり、らせん状に伸びていくものであること、まで言われていますm(. .)m

おそらくまだ世の中では1980年代の終わりとかそのくらいから言われ出した、日本語では「複雑系」と暫定的に言われている今後変わってゆくかもしれないその言葉や概念を、単純な「形」で表しています。

他の本などをみても、そこまで簡単な言葉と形でモデル化して表したものは見ないです。
このブログで提案されているモデルは、

複雑系=複合系∋{再帰・創発・相転移}

再帰→創発→相転移→再帰→創発→相転移→・・・

のような感じで表されるように思います。

{再帰・鏡}の中の{粒・物質}の相互作用が{一定以上・閾値}を越えると{剣・創発・臨界状態・流体・運動を伴う物質・流体}になり、それが{一定値・閾値}を越えると{玉・相転移・情報・エネルギー・意味や意義}になる。

他の記述では、Wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E9%9B%91%E7%B3%BB)でも、いわゆる「複雑系」について、それがもつ要素(再帰・創発・相転移の3つなのか、もっとあるのか、2個や1個づつでも言い表すのか)や構造(再帰→創発→相転移の順なのか、さらにここで言われるようなフラクタルかつらせん構造なのか)について、これ以上、またはこの他のオリジナルなモデルで言い表したものは見ません。
 たいてい、複雑系の歴史・系譜や、含まれる分野のリストを力学・経済など分類分けしたもの、たくさんの事例を順次説明する、的な記述です。これらは、Trinity的な見方からすれば、①{鏡・再帰・個々の複雑系の事象を入れた箱}を②{剣・創発・表・リスト化・順序化}するまでの、3段階中のまだ2段階目のように思いますm(. .)m
 Trinityと同じか、違うのか、メタ的な立場から「複雑系」をあらわした独自の{1つ・一言}の{モデル・プロトタイプ・図}で表した「玉」を、他の記述ではまだ見ていないです。
 このブログでは、「複雑系」を「複合系」とし、その構造まで表していますが、他では、まだ「複雑(カオス)な系(リスト化)」という段階に見えますm(. .)m

0 件のコメント:

コメントを投稿