2010年5月5日水曜日

1-1-1-5-2 [創発・相転移] 構成・構造_05

PoICへのカードの蓄積は、①時空の流れに似ている。即ち、不確定な形(頭の中でのもやもや)(未来)が、カードの上に収束し(現在)、過去へ過去へと押し流される。時間の流れもまた、未来の不確定な確率的状態(例えば、サイコロを振る前、1の目は確率6分の1という不確定な状態でしかない)が、現時点で確定し(例えば、今「2」の目が出ている)、それは瞬時に過去の歴史情報になる(「2」の目が出た)。
カードの蓄積はまた、②脳の情報の流れにも似ている。時系列で記憶がたまってゆき、それを元に発想が生ずる。
 ①時間が流れ、歴史(結果)がたまってゆく。
 ②情報が流れ、記憶(記録)がたまってゆく。
たまるにつれて、その全体の形が滑らかになって行く。砂時計を落ちる砂粒、落ちた砂粒が数粒の時は形もない、数十粒では盛り上がりができ、数百、数千で釣り鐘の形が現われる様に。
蓄積の様子のイメージを数学の記号で表すと、砂粒の数が①少ないときは、Σ□、砂粒の数が②多くなると、∫□ 。(※ここで□は粒やカードを表す)。

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