2010年5月2日日曜日

1-1-1-5-2 [創発・相転移] 構成・構造_02

PoICにおいて、ドックの中のカード群は、いくつくらいにグループ分けされるでしょうか(5つくらいでしょうか?10くらいでしょうか?)。また、分野ごとにどのような割合で分布しているでしょうか(平均的に分けられるでしょうか?大きく偏りがあるでしょうか)。
以下はPoICを始めて11ヶ月程経ったときに思った、単なる個人の予想です。
人は興味があることも興味がないこともいつも均等に考えているわけではない。偏りがある。どうしてか。興味があること(アトラクター)ほど、心を引きつけるから。人の感覚(時間や、音などの刺激)はべき乗則に従う。人の興味もまた、そうなのでは。大勢の人の人気投票(Amazon.comの商品の順位と売れ行き)はロングテールの法則(Ref: ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8... )に従います。
カードが1000枚まで貯まったとする。ここでカードを分類したとき、1位から4位までの分布はどのような感じになるだろうか。ロングテールの法則のようなべき乗則に従うとしたら、ジップの式(Ref: ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%b8%e3%83%83%e3%83%97%e3%81%a... )のようになるのではないだろうか。この式には係数がいろいろ付いていますが、それらを単純に1としたとき、
 1番目に興味がある分野が全体の3分の1(34%、340枚)とすると、 
 2番目に興味がある分野は1位の半分(17%、170枚)、
 3番目に興味がある分野は1位の3分の1(11%、110枚)、
 4番目に興味がある分野は1位の4分の1(9%、90枚)、
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こんな感じで、興味のある(心を引きつける)分野ほど多く、興味が無くなるにつれて減少してゆくのではないかな、と思いました。

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