2010年11月13日土曜日

GTDカード(試行中)


GTDカード(試行中)
Originally uploaded by kf333
(メモ:試案中のGTDカード、途中経過)
TODOは①仕事中や②ふとした時に発生する。Aをやっているときに、Aに関連したBもやらなければ、とか、隣の部屋に行ってCもやらなければ、とか、やってる途中にどんどん増える。逆に、机の上で「う~ん」とうなっても、大して思い出せない(その一方でシミュレーションすることで、ものすごく頭と精神が疲れる、実際には何もしていないのに・・・)。
だから、TODOを、思い出して書く必要はない。頭の負担を下げるためのTODO管理やGTDリストのはずだから。PoICでは野帳でコーヒータイムや風呂中の発想を捉えるように、仕事上のTODOを①仕事中や②ふと発生したときに捉える。
最近は、TODOを思いついたら、野帳に貼ってあるポストイットに書き付けている(1分後には忘れるので)。そして、すぐ終わるものはそのまま行う。すぐ終わらないものは、GTDカードに貼る(ポストイットだと、転記しなくていい)。
GTDカードは、今使ってるのは、真ん中に円があり、右に8つの小さい円がある。
真ん中の円には薄く白くて四角いスペースがあって、ポストイット(半分に切ったサイズ)を貼れるようにしている。ポストイットに描いてあることは、描いた時点では「あ、これをしなくては」という事項で、これはTODOだけど、作業手順ではなく、その内容は後から見ると結果的に仕事の小単位のテーマ(目標・主題)になっている。
右の小さい丸は8つあって、そこに次やることを、イメージで思いついたのを1つ(か2つか3つ)だけ描く。この項目描き出しに際し手順はどうでもよく、次にやることを描く。わっと気分的に一番に頭に浮かぶこと。それは、①次にやること、または②内容的(実質的)には目的の8割を占める、2割の項目である。気分から発したその項目だけを、やればいい(やることに、間違いはない!)。そしてそれをやっていたら、すぐに次に(他に)やること(「これもやらないと」)が、自ずと思いつくから、やっている途中に小さい丸に描き足す。こうして、具体的なActionのリストは、作業実施中に、自然に現われてくる。
仕事の「段取り・手順・最終型」を{考えて・シミュレーションしながら}、「う~ん」とうなりながら、最後まで描く、ということはしない。頭の負担を減らすためのカードなのに、そこで「う~ん」とうなったら、本末転倒だから。で、右の小丸の手順はやってる時に次々と自動的に埋まっていく(ので、手順を考える必要もない)。どうせシミュレーションしても有機的に変わって行くし、超整理法でも分類は諦めたように、TODOでもActionの細かい管理(時系列的な順番を決めること)はしない(無意味)。
(※「メタ」で行わなければいけないのではないだろうか。例えば、超整理法では、整理を、整理の「中の世界(!)」の作法である「分類」をせずに(動的に変わっていくから)、整理の「外の世界(つまりメタ・外からの視点)」である、”整理”そのものとは全く関係の無い(!)時系列で管理(というか並べてある)している。ここでTODOの目的・テーマを達するための複数の個々の項目について、これらは実行することや割り込みが入ることで、時間的に変化していく、つまり時間に対して「動的」である。だから変動するから、順番まで決めたアクションリストを作って、その順番にこなしてゆく、という、いわゆる「アクションリスト」は、せっかく一生懸命に作っても、やっている最中に破綻する可能性が(かなりの確率で)高いのでは。だから、時間順は考えずに、次にやることを、ぽつ、ぽつ、と描き出すのみとする。あえて分類・整理・順列化するとしたら、それは「時間軸」ではなく、「空間・場所」とか個々の項目の「質」とか、「まとめて、同時にできるか」とか、時間とは別の、なんらかの軸ではないだろうか)。
むしろ、どんどん増えるTODOを増えるがままに増やしていって、自分の仕事だったら複数の部屋にわかれているので、GTDカードを部屋ごとに分けて、その部屋に移動する毎にそこでできることをこなしていく、というふうに、「”ついで”を自動的に”まとめる”」ことが必要だと思われる。
中心の丸の左側は開けてある。これは、岡田斗司夫のノート術を参考にしている。仕事中のデータやメモ、思いついたことや発展やらが(もしあれば)描いておく(無ければ何も描かなくていい)。思いついたことを覚えておくことによる頭の負担を減らす効果がある(精神的負担をカードに移す)。
右の8つの丸が埋まったら、左にも書き足していけばいい、とは思っているけど、実際はそんなに増えることは{滅多に・ほとんど}無い。
このGTDカードはマインドマップみたいに放射状に書き込めるようにしてある(実際は右側の、上の丸から下に向かって、やる項目を描いていくことが多いけど)。
真ん中の丸は、以前は陰陽☯のマークにしていたけど、今はシンプルにした(、しかし内容的には☯)。
右の小丸の項目が再帰的ルーチンワーク(プログラムのサブルーチン)で、それが上から下に進みながら蓄積していったら(創発)、結果(直近の、または蓄積して遠い未来に別の形での)が得られる(相転移)の流れになるようにしている。
右の丸は、やるたびにチェックしていく。これは、やり終えた後ではなく、やり始めるときにチェックする。その方が物事が前に進む。やり終えた後のチェックは、精神衛生上よくない。
検討中の事項は、
・カード全体の図案とか、
・真ん中の丸の大きさとか、形とか、
・右の小さい丸の数、
・そして進めるごとにするチェックが赤ペンがいいのか蛍光ペンがいいのか、チェックのマークは「v」がいいのか、もっと丸みを帯びた、あるいはちょこっと描き足すことで何らかの絵になるようなもの(だるまの目を埋めるように)が無いか、
・そもそも右の丸は、蓄積していくもの、これは自然界では落ち葉や水滴、地層のようなもので、それを表すシンプルな形が、丸でいいのか、もっといいものはないのか
・右の小丸は、中心のテーマから生じたもの、これは貝の殻のように、中心から放射状に放出してゆくもの、小丸の配置もやや放射状にしてあるけど、それでよいのか、
・一番上の丸は日付に近くて、文字を描いたときに両者が淀んで混じって見えてしまう、
・このGTDカードは
www.flickr.com/photos/36761543@N02/5163347036/
と同じ形をしている、つまり上述のカードの下の平面(xi軸の面)にあたる、だから真ん中の円はz軸(高さ、手前)に向かって伸びてくる螺旋(巻貝、炎)に相当する、そして右側は上から下に(上下方向)、左側は中心から左に(左右方向)伸びていて、これは直交していて複素数のようでもあり、脳や岡田斗司夫のノートの構造(右ページに論理的項目を書き、左ページに右から派生したイメージを描く)にも対応している、ここで
www.flickr.com/photos/36761543@N02/5163347036/
の構造をよりよく現すような、図案や構造は無いだろうか、そして一方ではシンプルに、
(例えば遺伝子のように螺旋で蓄積してゆくデータ、貝、炎、PoICのエントロピーモデル、etc)
・カード全体の5mmの格子(とりあえずエクセルで方眼)は濃いほうがいいのかそれとも薄く、あるいは無い方がいいのか、
・最初にポストイットを貼る位置はマインドマップ的にカードの中心の丸の中心がいいのか、それとも真ん中の丸は陰陽(☯←このマークを90度傾けたもの)だからその再帰が発するところは丸の上側でそこにポストイットを貼ってスタート地点としたほうが良いのか、
・右側の小丸は8個だけれども、これは数が制限されている、マインドマップ的に分岐する余地をもたせてゴッホの渦やフラク的に間が埋まっていく構造にした方がよいのか、そもそも丸ではなくマインドマップのように線(枝)を放射状に広がるように描いておいて、そこに書き込むようにしたほうが良いのか、
真ん中の丸(テーマ)から小丸が派生した、これは人間の体全体と手のひらが似ているように、真ん中の丸と小丸にも有機的なつながりをもたせたイメージをもたせたほうが良いのか
・真ん中の丸と周りの小丸、これは形のある粒だけれども、ゴッホの渦のような、形(輪郭)の無い構造ではどうなのか、霧の中にTODOが自発的に生み出される連鎖的な形が浮かび上がるような、

・・・などなど、どんなのがいいのか、まだ使いながら様子を見ている段階で、全然確定していない、ので、エクセル上で創ったのをわら半紙や裏紙に印刷してはさみで切って大量に用意しておいて、使いながら様子をみているところ。
(職場に余っている青い罫線の方眼紙にも印刷してみた、のもある)。

図案が確定したら、コレクト(またはダイソーの)情報カードに印刷する予定(それとも、今の薄いわら半紙でもいいのだろうか)。

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(追記)
ふと、丸の図案を「珪藻」にするのはどうかと思った。小さい丸は、蓄積していくもの。珪藻は水に沈んでゆき、地層の珪藻土になる。
「珪藻」
micro.sakura.ne.jp/mws/mws_j_series_1st.htm

あまり動的なイメージではないけれども、
・・・丸が珪藻だったら、GTDカードが標本の世界みたいで、何かいいかも(^^;

天体、月面
図案みたいなのではなくて、ほんとの写真から、境目をぼやかして

フラクタル図形
有名なのではなくて、あまり見たことのないようなの、とか。枝葉に分かれていくTODOにどこまでも対応するマインドマップの枝のような

生物の進化
上から下に向かって。漫画みたいにせずに、図鑑以上のクオリティでないと、かえってよくない

偉人
なんの意味も説明もなく、物理学の大御所の顔写真を並べるなど

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