(以下は引用です)
1969年、ドイツのコンピュータのパイオニアの一人であるコンラッド・ツーゼは、著書 Calculationg Space の中で、宇宙の物理法則は本質的には離散的であり、宇宙全体が一種の巨大なセル・オートマトン上の決定的な計算の結果であると主張した。この著書が今日デジタル物理学と呼ばれている分野の基礎を築いた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%B3
ウルフラムはあらゆる1次元のセル・オートマトンの時間発展の仕方を調べ上げ、以下の4つのクラスに分類した。
- クラス1 - セル全体が同じ状態になり、変化しなくなる。:秩序状態
- クラス2 - セルの時間発展につれ、最終的に周期的な変化になる。:秩序状態
- クラス3 - セル全体がランダムな変化を続ける。:カオス状態
- クラス4 - 規則的なパターンとランダムなパターンが共存し、複雑なパターンを形成する。
秩序状態であるクラス1、クラス2は新しい変化を生み出さない、いわば死んだ世界である。カオス状態であるクラス3はランダムすぎて、意味のある情報を生み出すことができない。ウルフラムは秩序状態とカオス状態の間にあるクラス4の様な状態こそが、生命現象などの現実世界で見られる複雑な現象を引き起こす源だと考えた。この研究により、複雑系と呼ばれる新しい科学分野の基盤が確立した。
(・・・ここまで引用です)-----------------------------------
(メモ)生命現象などの現実世界で見られる複雑な現象を引き起こす源
規則 → ランダム → 規則 → ランダム → ・・・
陽 陰 陽 陰
らせん状に成長していく
例)上記ページの三角形や貝の模様
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